社長の想い
きっかけは会社を存続させ雇用を守るための新規事業考察
弊社が営む建設業は、周知の通り需要の大幅な減少・予算の削減により大変困難な状況にあります。このような中、地域貢献を果たしながら自社の存続を可能にする方法がないか?と常日頃考えておりました。 様々な可能性を探っていたある日、三重県の建設会社が堆肥を製造しているという情報を聞き現地視察に訪れたところ、その堆肥を使用している田んぼにドジョウやメダカが泳いでいるという光景を目にしました。その瞬間、今まで悩んでいた事柄が結びつき「これだ!」と直感しました。
リサイクルによって循環型社会への貢献を
本社を置く三沢市では、汚泥の処理に多くの負担を費やしていました。そして、下水処理にかかるコストは単に金銭的なものだけではなく、輸送時に排出されるCO2などの環境コストにも影響を与えていました。
この悩みの種である下水をリサイクルし、地元を中心に消費することで、循環型社会に必要な地産地消を農業の土づくりから行うという、全く新しい発想を実現することが出来ます。産業廃棄物を減少させるだけではなく有効利用できるという、まさにマイナスをプラスに変えることが出来るのです。
農家を元気にしたい
さらには産業廃棄物であったものを加工しリサイクルするだけではなく、ステビアという資材を活用しステビア肥料として農家に提供しております。このステビアを利用して生産された作物は、 1、日持ちが良くなる 2、糖度が高くおいしくなる 3、サイズが大きくなる 等の効果があり、果樹のガンと称される紋派羽病に対して抑制効果がある事も注目されております。 農家によって作られた野菜や果物に、そういった付加価値を付けて販売することで、農家の収入安定や需要の拡大に結び付けたいという想いから、弊社が販売するステビア肥料「ステビアキング」を農家に販売するだけではなく、農家の販売する作物の販路拡大を目指し日夜日本中を走り回っております。 事業開始当初は想いだけで始めたリサイクル事業も、お陰様で活用いただいている農家が増加し、ステビアにんにくなど作物の販路についても拡大を続けております。 リサイクル・地域貢献・農家の活性・自社の存続・消費者の満足と感動というような事柄について弊社が成功例となり、このような取り組みが全国に広がる日を望んでおります。
*自分の地域でも取り組みたい!ステビア堆肥を使ってみたい、または販売したい!というような声がありましたら是非弊社にご連絡ください。親身になりアドバイスいたします。